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2010/01/22[Fri]
ネタ >>
続々・チーム2年(ちょっと修正)
前回そして前々回から続くチーム2年妄想です。誰得かと思いきやもっとやっていいって言ってもらえたので……フヒヒ!そんな訳で今回はチーム2年がトーナメントで勝ち上がっていく過程と、その対戦相手についての妄想です。
最初はガッツンゴッツンぶつかってたチーム2年も、殴り合いの大喧嘩や海遊びイベント(本家)を経て、このころには幾つか作戦と呼べるものもできるようになっています。人は…成長できる生き物だから!トーナメントには各校の先輩連中もゴロゴロ参加してますが、不遜な2年はもちろん優勝を目指します。
トーナメント初戦の相手は忍足(侑)、忍足(謙)、宍戸、佐伯という面子のチームです。チーム名はけっこう考えたんですけど思い浮かばなかった……謙也のセンスで「シューティング★スター」とかつけるのかなとか思ったんですが、なんか侑士が止めそうだし。どなたか良い案ありましたら是非このチームに名前をつけてあげてください。
このトーナメントは基本としてそれぞれ好き勝手にチームを組んで良い(一部選手のみリーダーに任意指名)というルールなので、チーム2年以外にもこうした学校超越コンセプト不明チームが多々結成されています。このチーム忍足家(仮)については、最初「せっかくやし忍足家でやろか」と従兄弟二人が話してたところ、通りすがった宍戸と謙也が意気投合、更に通りすがったサエさんが「面白そうだね?」と入ってきて此方も意気投合、盛り上がったまま「ほなやろか!」と10分で結成されました。完全に謙也がノリで決めたので、侑士がちょっと蚊帳の外です。まぁ宍戸さんは同校だしサエさんも大人キャラなので、後々しっかり馴染むんですがね。基本は接点ないけど謙也と息が合いそうな二人を寄せてみました。他には甲斐くん凛くんとかも仲良くなれそうですが、風呂入ってたら急にこの二人がピコーンとなったんだから仕方ない。割りとバラバラな感じの4人ですが、一応共通するコンセプトとして「スピーディー」があります。なんとかのスピードスターに「攻めるん遅いわ」の侑士、テレポダッシュの宍戸と動体視力の佐伯が加わり、とにかく素早い俺達!というのを全面に押し出しています。ま、後付ですが。
ちなみにチーム2年のリアクションは、「大したことねぇだろ」「下剋上だ」「また騒いどるし……めんど」「あ、サエさん」と極めて淡白です。
で、さっそくダブルスの試合。チーム2年はダビデと財前の基本ペア、対するは侑士と謙也の従兄弟ダブルスです。だって、これがやりたかったんだから仕方ないよね?もう自分の欲求に素直にいきます。そして皆さんお気づきでしょうか、チーム2年でペアを組むダビデの本名と財前の名前……この二人、天根ヒカルと財前光のシャイニングダブルス。おんなじ名前! とは言っても名前で呼ばれることの少ない二人なんで、他は「へぇ」くらいのリアクションなんです。しかし謙也は財前を見るなり「なんやお前!名前おんなじやん!」と笑い崩れます。「…自分等の苗字も一緒やろ」と財前が冷めた目で見ても止まらない。謙也はこういった偶然の産物に対する笑いの沸点がやたらめったら低そうなイメージです。
この試合は侑士と財前の天才対決=技の潰し合いが発生するに加え、ダビデの長ラケットと謙也の脚力が縦横無尽にボールを拾いまくるので、1ゲームが地味に長引きます。今後の戦いを占う大事な初戦、技と技の応酬に会場は固唾をのみますが……スコアボードに並んだ「Oshitari」「Hikaru」の文字を見て、赤也が一言「なんかめんどくせー」。
こうしてゲームはジリジリと進んでいきますが、次第に2年ペアは押され気味、特に経験値で勝る侑士の技に苦戦します。「センスは認めるが、まだ惜しいわ」と丸眼鏡の奥からサラリと言われ、財前はギリッと奥歯を噛みます。財前にとっては謙也も侑士も負けたくない相手、しかしその焦りからミスが目立ち始めてしまいます。そんなパートナーの様子を前に、ここまで黙々と球を拾い続けてきたダビデがついに一発「スマッシュしまっしゅ!」
瞬時に冷めきった顔になる財前 コートに突き刺さるボール W忍足はラケットを振ろうとした姿勢のまま固まっています ……そして一言、「アホか!!!!」
そう、W忍足はどんなにくだらないダジャレにも「なんやそれ!」と声を揃えて突っ込んでしまう。関西の血とツッコミの習性が、彼らにボールを追うことよりもリアクションを優先させてしまうのです。財前は慣れ+持ち前のスルースキルによって意にも介していませんでしたが、それ以降ことあるごとにダビデにダジャレを発動させ、相手がそれに心乱される隙をついてポイントを奪いにかかります。芸殺し…恐ろしい子! 途中侑士が心を閉ざして対抗してくるのですが、謙也が「そんで俺にどないせーちゅうねん!」とキレて両肩をガクガク揺さぶったので強制解除されます。そしてヒカルと光は見事なコンビネーション技により、見事W忍足から逆転勝利を納めるのでした。
「なんやこれ…勝負に勝って試合に負けたわ」「せやけど笑いは譲らんかったで!」「なんぼ言うても勝ったもん勝ちっすよ、先輩」「二人の忍足たおしたり…プッ」「「だからつまらん言うてんねん!」」……と、試合後の特殊会話はこんな感じで。もうイベントが起こることを前提に話してますね。とにかくこれでダブルスは終わり。
次のシングルス2は赤也とサエさんです。赤也の方は「15分で終わらせてやるよ」といつもの調子で舐めた口をきくんですが、サエさんに「長く戦えるように頑張るよ」とキラキラ笑顔でかわされます。そう、まさに大人の余裕。試合もサエさんの宣言通り、赤也が優勢なんですが思うようにサクサク取らせてはもらえないという、チーム2年にはちょっと不穏な展開を見せます。で、赤也がいい感じに焦れてきたところでサエさんに1ゲーム奪われる。ヤバい。しかしここで控えの連中が「アホか」「逆に挑発されてんじゃねえよ」と口を出してきて、そこで赤也がちょっと素に返り「バカ、今からエンジンかけんだよ!」と憎まれ口で返し、そっからは普通に押し勝ちます。中2男子はプライドでできた生物ですから。最後のポイントが決まった瞬間、赤也は「どーよ!」とベンチの日吉と財前にラケットを向けて勝ち誇ります。
これで2勝が決まり、チーム2年は見事に初戦を勝ち抜きます。しかしリアクションは「ま、当然っしょ」「別に俺まで回してくれても構わなかったぜ」「所詮は初戦…プッ」「ま、謙也くんには負けんっすわ」とまたも淡白。まだ始まったばかりだし、基本カッコつけたがり+無口天然の集まりなんで派手には喜びません。宍戸と侑士に対して日吉が思いっきり勝ち誇った顔をして終わりです。 あ、ちなみにせっかくの下剋上チャンスなのに日吉が確実に試合に出れるS2に入らなかったのは、S1のポジションGET+ベンチに座って指示を出すのがやりたかったら、というむぞらしい理由があります。
そんな感じで小憎たらしいチーム2年なんですが、相手は大人だから「ま、しゃあないな」「うん、負けたよ」「俺らに勝ったんだ、もう負けたら承知しねぇぞ!」とサッパリ笑って流してくれます。なんて後腐れがない方々!次の試合に向けてガチャガチャ移動してるチーム2年を見送りつつ、「じゃあ打ち上げやるか」みたいな話をしてるんです。が!ここで謙也がふと足を止めてチーム2年を振り返り、「まぁ楽勝やろ」「気ぃ抜いて負けんじゃねぇよ」「アレだアレ、『皆、油断せずにいこう』」「…お前それ、ちょお似とるやん」「だろ?」とかやってるのを見て、「楽しそうやん」とか思ってくれれば更にGOOOOOOOOOD。
このあと2~3試合を挟みますが、ちょっとまだ妄想が固まってないので省略。丸井とジローのボレーダブルスとか、仁王ユウジ樺地のチーム借りパクとかチーム坊主とか、やりたいネタは大量にあるんですが、とりあえず色々ブッとばして準決勝にはいります。
東西の有力校が「チーム2年」を作ったとしたならば、青学と不動峰が組んで「裏・チーム2年」を作ってくることは(私の中で)確定的に明らか。そんな訳で準決勝は2年生ライバルチームとの戦いです。メンツ的には桃城・海堂・神尾・伊武に石田弟が入ったり入らなかったりする感じでしょうか。もしくは裕太。もちろん氷帝から鳳や樺地を入れてもいいんですが、この二人は他に美味しいチーム分けがあるので脇に置いときます。 この裏2年はチーム2年とは因縁深い存在で、練習試合をしていた頃から度々衝突を繰り返していたんです。唐突ですが。そして赤也と相性最悪な神尾と海堂がいることからも分かるように、仲は悪いなんてもんじゃない。侮辱挑発憎まれ口は当たり前、マジで手が出る三秒前ってな感じです。日吉も財前も青学相手にはやらかしてますしね。両者の間にはいくらダビデが良心でもカバーできないくらいの深くてデカい溝があります。
準決勝でダブルスに出るのはダビデ・赤也ペア、対するのは海堂・不二裕太ペアです。ここはどうしようかなーと思ったんですが、血の気の多そうなキャラってことで……。この試合、チーム2年のオーダーは基本から少し変形し、赤也・ダビデのダブルスにS2財前、S1日吉になります。財前をシングルスに起用するための変形ですが、密かな理由として赤也をシングルスにしちゃうと危ないってのもあります。前々回で赤也と財前ペアはダブルス練習をしてないと書きましたが、これは財前・赤也・日吉間でのペア歴がないことを指して、一応全員ダビデと組んでダブルスに出る練習はしています。ダビデは基本ダブルスができる子。しかしそんなダビデでも赤也の挑発行為を抑えられる訳ではなく、案の定「なんだ雑魚かよ」「んだとコラ!」と一触即発の空気になります。
そして試合開始直後、赤也はさっそくナパーム(スマッシュ)で相手の頬をバシッとかすめ「試合中の負傷は自己責任だろ?」っていう立海暴力原則(殺ったもん勝ち)を発動。いやこれ…立海のスパルタン具合を一言に表したアニプリ屈指の名台詞ですよね。止めるどころか五感剥奪でその最先端をいく幸村に、菊丸潰しの仁王と共犯柳生、全国決勝では柳でさえこの先手必殺思想に染まっています。こいつら…!
で、ポイントを奪われた海堂に「雑魚はとっとと沈んでろ」と言い放つことで赤也のテンションは文字通り血沸き肉踊る。しかしここで「テメェ!」と応じかける海堂ですが、パートナーである常識人裕太に、「言わせとけ。どうせまともに試合できないヤツなんだ」と制されます。これにはご満悦モードだった赤也の方もイラッ☆そして挑発→反撃だのなんだのがあって、立海の人間爆弾はついにぶち切れてしまいます。更に運の悪いことに、このタイミングで赤也にサーブ権が回る。そしてベンチと立海レギュラーの予想通り、赤目モードの赤也は顔面狙いのナックルサーブをぶっ放します。相手(仮に海堂とする)はなんとかこれを返球するのですが、ボールは回転が掛かったままでイレギュラーバウンド、勢い余って赤也の顔面っつーか目鼻辺りにブチ当たりそうになります。流石にヤバいと悟っても間に合わず、反射的に赤也が目を細めた瞬間!ダビデが!赤也を突き飛ばすようにして!!長ラケットで打球に割って入るんです!!!
サーブに対するリターンなので、ダビデと赤也の距離は離れていました。ダビデはネット際でボールの不自然な回転に気づき赤也のフォローに走ったのですがそれもギリギリ、長いラケットの先端でようやく打ち返します。ボールはそのまま場外へ、そして無茶な体勢で飛び出してダビデはそのまま地面へと叩きつけられます。ラケットがコートへ落ちる音、この瞬間、日吉と財前も我を忘れて「天根!」と叫びます。 ダビデはすぐに起き上がって「問題ない」とでも言うのですが、このとき既に左の足首を妙な方向に捻っていました。これが前々回だした「準決勝でのダビデ負傷」です。応急処置を待つあいだ、赤也ずっと黙っていましたが、心中では自分の態度がダビデの怪我を招いたとその責任を感じます。そして怒りよりももっと強い感情に突き動かされて奮起、動きが制限されたダビデを下がらせ、殆ど一人で残りのゲームを奪い取ります。喜ぶどころじゃないですが、まずは1勝。
次のシングルス2は財前と神尾のOVAオーディオコメンタリー対決です。九州二翼へ向ける気持ちなら神尾圧勝ですがこれはテニス。より速い浪速のスピードスターを見慣れている財前は神尾のスピードテニスへの対処法も完璧で、この試合は危なげもなく勝利します。裏チーム2年とは何回か練習試合をしてるんですが、財前はずっとダブルスだったんでシングルスにおける戦い方(+スピードテニスへの耐性)は相手に知られていなかった、というのも勝因。まぁあの…財前のテニスがどんなもんだか分からないので詳しい試合内容は書きようがないんですが、「足引っ張っても~」のセリフからして謙也よりちょっと強いくらいの位置(もしくは相性が良い)んじゃないかと判断してます。謙也>神尾で財前≧謙也、よって財前>神尾。しかし大切なのはゲーム内容ではなく、沈みきったベンチの様子を横目に見、「チッ」とか言いながら戦う財前です。この、喧嘩相手の情けない姿を見たくない気持ちとか仲間を思う余りのイライラとか、そんなもんが僅か数週間を共に過ごしただけのチームに対し生まれた奇跡ですよ。
ここから例の話し合いと日吉のビシッとした発言がありチーム2年は決勝戦へと臨む訳ですが、auの文字入力限界がきたのでラスボスについてはまた次回。
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